MotoGP

motoGP世界選手権 第3戦 ポルトガルGP アルガルベサーキット レース結果

 

ご覧いただきありがとうございます。MotoGPのレースを毎回楽しみに生放送で観戦しています!この感動と興奮の記録を、そして見られなかった方にお伝えしたい。そんな想いから、観戦し、解説を聞きながらの執筆です。

※表記や詳細は近日中に改めます。
※個人の感想を多分に含みます。情報に誤りがある場合はご指摘いただけると幸いです。

【記事内表記について】
①1.5②:1位と2位の差が1.5秒
TW:トラックリミットワーニング
タイヤMH:Fタイヤがミディアム、Rタイヤがハード

アルガルベサーキット 2021/4/20

高低差が激しい高速サーキットでハイスピードローラーコースターと呼ばれる。右コーナー9、左コーナー6。

縦(高低差)のブラインドコーナーがあり、前輪が浮くスローモーションが何度も映し出されているのが印象的です。辻本さんいわく、フィジカルに厳しいサーキットなのだそうです。

昨年のポルトガルGP、motoGPではポルトガル出身のオリベイラが地元優勝を果たしました。夏はリゾートとしてにぎわうポルトガルの地だそうです。

motoGP

解説:辻本聡さん

レース前の様子

ライダー
タイヤ
バイク
チーム
年齢
出身国
1 クアルタラロ
MH
ヤマハ
ヤマハ
フランス
21
2 リンス
MM
スズキ
スズキ
スペイン
25
3 ザルコ
MM
ドゥカティ
プラマック
フランス
20
6 Mマルケス
MM
ホンダ
ホンダ
スペイン
28

マルケス、9ヶ月ぶりの復帰戦です。2列目、6番手から出走。走行前のコメントでは「楽しみたい」と話していたマルケス。昨日のFP4では腕の疲れを気にする動作が多くみられました。久しぶりのモンスターマシン、筋力低下も心配される中、出走直前も右肩をブラブラして気にするしぐさが。筋肉痛!?いずれにしろ満身創痍の状態・・・各コーナーに上りか下りを伴う難しいサーキットは厳しいでしょうか。

レース内容

スタートはリンスが良い感じ。1コーナーはザルコがホールショット。マルケスは4番手、次のコーナーでは3番手。やっぱりマルケスはすごい!感性は衰えてない!!ブランク感じません。感覚はブランクがあっても健在です。中上も21位⇒11位でよいスタートです。クアルタラロは接触してあわや転倒の場面が。その影響で6番手スタート。

2週目 ザルコ リンス ミル
3週目 ザルコ リンス ミル
4週目 ザルコ リンス クワルタラロ

 

5週目 リンス ザルコ クアルタラロ

リンスがいったん前に出ますが、ホームストレートでザルコがトップに。ドカティ、直線やっぱり早いです。その後、再びリンスがザルコを抑えトップに。

6週目 リンス クアルタラロ ザルコ ミラー
オリベイラ※復帰
7週目 リンス クアルタラロ ザルコ

ビンダーとモルビデリが上位圏内に。両者ともタイヤはMH。ここにきてリアHが堅調か。クワルタラロ、リンスがファステストを更新しながら先頭争い。マルケスは9番手ながら、なんとか先頭が見えるポジションで走行を続ける。

8週目 リンス クアルタラロ ザルコ
9週目 リンス クアルタラロ ザルコ

1コーナーでクワルタラロトップ浮上。後続を引き離しにかかります。

10週目 クアルタラロ リンス ミル

②1.6③、④1.0⑤、2台ずつのグループで走行。

11週目 クアルタラロ リンス ミル

モルビデリ、ビニャーレスにTW。

12週目 クアルタラロ リンス ミル

②2.4③。先頭はベストラップ更新しながらの争い。

13週目 クアルタラロ リンス ミル
14週目 クアルタラロ リンス ザルコ
15週目 クアルタラロ リンス ザルコ ロッシ

マルケスは調子が上がってきている様子。タイヤトラクションとガソリン減少による影響か。本人もスタート直後が一番体に負担がかかると話していた模様。

16週目 クアルタラロ リンス ザルコ
17週目 クアルタラロ リンス ザルコ
18週目 クアルタラロ リンス ザルコ

クアルタラロは後続を4秒以上引き離し、独走状態。バニャイヤが追い上げを見せます。

19週目 クワルタラロ ザルコ バニャイヤ リンス

まさかのリンス転倒!!スズキ得意の終盤追い上げを目前に無念のリタイヤでした。

20週目 クワルタラロ バニャイヤ ミル
21週目 クワルタラロ バニャイヤ ミル ザルコ

続いて、まさかまさかのザルコ転倒!!!40度を超える路面状況でフロントタイヤが厳しくなっているか。。Mマルケス7番手。中上、9番手。相次ぐ転倒がタフなサーキットであることを物語っています。

22週目 クワルタラロ バニャイヤ ミル
23週目 クワルタラロ バニャイヤ ミル

クワルタラロは5秒の差をつけセーフティリード走行。モルビデリが少しずつ表彰台圏内に近づいてきます。2番手争いわからなくなってきました。モルビデリがもっともよいペース。

23週目 クワルタラロ バニャイヤ ミル
24週目 クワルタラロ バニャイヤ ミル

2番手争い、熾烈なバトル。

結果

結果 ライダー バイク チーム 出身国 年齢
1(⇐1) クワルタラロ ヤマハ ヤマハ フランス 21
2(⇐11) バニャイヤ ドゥカティ ドゥカティ イタリア 24
3(⇐9) ミル スズキ スズキ スペイン 23
~~~
7(⇐6) Mマルケス ホンダ ホンダ スペイン 28
~~~
10(⇐21) 中上 ホンダ 出光ホンダ 日本(千葉市) 29

1(⇐1)はポールtoウィン、2(⇐11)は11位スタートで2位

Mマルケス復帰戦は7位、中上はビニャーレスと1馬身差で10位を死守。

Mマルケス、9か月ぶりのレース、慣れないサーキットの中、手負いの状態で走り切りました。ホンダのチームスタッフが拍手する中ピットに戻り、感極まり涙する姿が、、レース復帰を実感し感極まる姿がみられました…苦しい9か月だったことでしょう。
心より、「おかえり、マルケス!!!」

ポイントランキング

1 クアルタラロ
2 バニャイヤ
3 ビニャーレス
7 中上
14 Mマルケス

チームチャンピオンシップ

1 ヤマハ
2 スズキ
3 ドゥカティ

日本人ライダーの成績

中上

昨日はFP2の転倒の影響で、FP3は痛み止めを打って出走。ブレーキングで自分の体を支えきれないほど右肩が痛み、コントロールができない状況だったのだとか。FP4は出走せず、大事をとり、朝のウォームアップは出走せず。右肩の状態は心配ですが、決勝には出走。開幕から2戦連続ノーポイントでしたが、10位で無事ポイント獲得です。

moto2

解説:上田昇さん

レース前の様子

小椋が4番グリット(自身最上位)からスタート。前日のインタビュー「苦しい状況の中でタイムが出せているのはプラスととらえて、良いレースにしていきたい。」とのこと。課題はアベレージタイムを出すこと、なのだそう。前戦5位。冷静な分析と平常心が頼もしいです!

かなり気温が上がっている状態でのスタート。路面温度は42度。

GRID:
①ローズ(3連続ポール)②Rガードナー③ビエルヘ

ローズは、優勝すればmoto2初の3連続ポールtoウィン!これまでポールを取ると優勝しているそうです。

ウォームアップ走行では、路面温度:44度に到達。タイヤは全ライダー同じコンパウンド(めずらしいことらしい)。

レース内容

ホールショット:①ガードナー②ベッツェッキー③ビエルヘ

ローズ1コーナーで転倒!ハイサイドのような転び方で、痛そうにしています。ホールショットは小椋は4番手。

22LAPS TO GO:①ガードナー②ベッツェッキー③ビエルヘ

21LAPS TO GO:①ガードナー②ベッツェッキー③ビエルヘ

1コーナーでベッツェッキーが先頭に。小椋8番手。

ナヴァッロ転倒。

20LAPS TO GO:①ベッツェッキー②ガードナー③ロバーツ ファステスト、カネット

5週目19LAPS TO GO:①②③

マンツィ、モンテッラ転倒。

小椋、チャントラ転倒

18LAPS TO GO:①ベッツェッキー②ガードナー③ロバーツ

1~2位は1.3秒差。

17LAPS TO GO:①ベッツェッキー②ガードナー③カネット

16LAPS TO GO:①ベッツェッキー②ガードナー③カネット

ベンドスナイデル転倒。

15LAPS TO GO:①ベッツェッキー②ガードナー③カネット

①②差、0.6秒。

14LAPS TO GO:①ベッツェッキー②カネット③ガードナー

①②差、0.4秒。ガードナーブレーキングミス。

13LAPS TO GO:①カネット②ベッツェッキー③ロバーツ

ロバーツが先頭に。熾烈な戦闘争い。

12LAPS TO GO:①ロバーツ②カネット③ガードナー

ビエッティ、ブレガ転倒

11LAPS TO GO:①ロバーツ②カネット③ガードナー

10LAPS TO GO:①ロバーツ②カネット③ガードナー

9LAPS TO GO:①ロバーツ②カネット③ガードナー

ディクソン転倒

8LAPS TO GO:①ロバーツ②カネット③ガードナー

ガードナー、コーナーでミス。

7LAPS TO GO:①ロバーツ②カネット③ベッツェッキー

①②0.7③

6LAPS TO GO:①ロバーツ②カネット③ベッツェッキー

カネットトラックリミット警告。カネット首位浮上。

5LAPS TO GO:①カネット②ロバーツ③Rフェルナンデス ファステスト、Rフェルナンデス

4LAPS TO GO:①カネット②Rフェルナンデス③ロバーツ

1コーナーでルーキーのRフェルナンデスが首位。KTM、直線早い!

3LAPS TO GO:①Rフェルナンデス②カネット③ロバーツ ファステスト、Rフェルナンデス

①0.4~0.6② ③0.7④

2LAPS TO GO:①Rフェルナンデス②カネット③ロバーツ

①0.9② ガードナーが③ロバーツに追いつく。表彰台争い激化。

1LAPS TO GO:①Rフェルナンデス②カネット③ロバーツ

①1.4② 2番手争いロバーツが前に出る。カネット抜き返し、ガードナーがさす。ガードナーがロバーツのインに入り、接触。ガードナーが前へ。

結果

優勝:Rフェルナンデス(ルーキー(20)、初優勝)KTM スペイン

2位:カネット(初表彰台)ソルウニオン アスパル

3位:Rガードナー(3戦連続表彰台、ランキングトップ)KTM

表彰台争いを繰り広げたRガードナーとロバーツ。ロバーツの右肩にはガードナーのタイヤ跡が。表彰台を逃し悔しがっているのかと思われたロバーツのPITでは意外にも笑顔でタイヤ痕を見せる様子。問題になるのかな!?と思われた接触でしたが、ロバーツのさわやかな笑顔が印象的でした。

日本人ライダーの成績

ボービエとの接触により転倒、リタイア。トップグループに近い位置を走ってたところの残念な転倒となりました。

moto3

解説:坂田和人さん

レース内容

最終ラップにドラマが待っていました。アコスタが13コーナーのブレーキングでフォッジアを抜かして優勝。最終コーナーでマシンがブレてヒヤっとする場面もありましたが、トップを守り切りました。最後は1馬身差。カタールのように最終ストレートが長かったら順位が変わっていたのでは?!と思われる、最終コーナーからの立ち上がり→僅差の勝負でした!

結果

優勝:アコスタ スペイン 16歳ルーキー KTM

2位:フォッジア レオパードレーシング

3位:ミーニョ

アコスタは16歳とは思えない戦略、走り方で優勝。佐々木選手、今回も落ち着いてレースできていました。次回へレスはテクニカルなサーキットですので、楽しみです。

日本人ライダーの成績

佐々木4位、山中10位、國井16位、鳥羽、完走。

鈴木、転倒。フェルナンデスに巻き込まれる形で、おしい転倒でした><

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