MotoGP

【MotoGP】第9戦 オランダGP TTサーキットアッセン MotoGP世界選手権 2021

motogp-logo-2021

日本人ライダー中上選手と、注目ライダーを中心にレース結果をまとめた記事です。

2021年6月27日 に行われた、
第9戦 オランダGP TTサーキットアッセン
MotoGP世界選手権、
MotoGPクラスのレース結果&感想です。

Hulu生放送の結果と解説をまとめています。

他クラスの結果はこちら
Moto2 Moto3

各クラスのライダー情報はこちら
motoGP moto2 moto3

MotoGP 予選情報

FP4

気温26°路面温度35°

MマルケスはFP2時に8コーナーでハイサイドからの激しい転倒。身体を激しく打ち付けられるシーン、まだ完治していない右肩の悪化が心配されます。のちのインタビューでは右足にかなりの痛みがあったと語っています。

サバドーリ転倒、11コーナー

マルケス、ザルコの後ろを追走

MotoGPでも追走が増えてきている。

ハードタイヤのライダーが多い。

クアルタラロ
ビニャーレス
オリヴェイラ
6.中上
8.マルケス
12.ロッシ

Q1

Q2へ進む上位2名を決める予選

路面温度37°

ザルコは今季初Q1スタート
マルケス、バニャイヤもQ1スタート

2回目の走行は互いの出走に牽制。最近のMotoGPはこのような光景が多いなぁ。

ザルコ
マルク
アレックス
レクオーナの順に走行

マルク転倒、9コーナー

マルク、怪我はなさそうですが、明日は20番グリッドで今シーズンワースト。
自身キャリアでもあまり経験がないグリッドでしょうか。

ザルコ
バニャイヤ

以上2台がQ2進出

Q2

グリッド決める予選で、フリー走行の複合タイム上位10名とQ1からの2名で行われる。

残り9分でクアルタラロが自身のレコード更新

ビニャーレスがさらにレコード更新

リンス転倒、8コーナー

8コーナーはマルクが予選でハイサイドを期したコーナー。鬼門のコーナーとなるか。

1.ビニャーレス
2.クアルタラロ
3.バニャイア

4.中上 ※今シーズン、ベストグリッド!ホンダ勢のトップグリッド。

12.ロッシ

20.Mマルケス

ザルコ、バニャイヤの2台は予選後、とても疲れた表情。Q1からの連続走行の影響か、サーキット形状的にドカティマシンを操るのが大変なのか。対照的なのは、1&2位を飾ったヤマハライダーの2人。こちらは疲れを見せないクールな表情でした。

サーキット/コンディション情報

Hulu生放送の解説は、
中野真矢さん

気温:23°

路面温度:32°

天気:晴れ

TTサーキットアッセン

全長4.5km
右コーナー12、左コーナー6。

タッチウェザーと言われる変わりやすい天候。
過去は、ドライが3年、ウェットが3年。

ウォームアップでは、多くのライダーがフラッグトゥフラッグの練習。

最長ストレートは487メートル、ヤマハ、スズキが有利か。

ドゥカティ勢はパワー活かしづらく、このサーキットで結果を出せるか。今年の進化が問われる。

Araiヘルメットのヨーロッパ本拠地はオランダ。

ウォームアップ走行

午前中のウォームアップでも、予選同様、ヤマハの2台がぶっちぎりの状態。

MotoGP レース結果

グリッド

1.ビニャーレス
2.クアルタラロ
3.バニャイア

4.中上 ※今シーズン、ベストグリッド!ホンダ勢のトップグリッド。

12.ロッシ

20.Mマルケス

タイヤ選択

中上:Rミディアム
Mマルケス:Rソフト
クアルタラロ:Rハード
ビニャーレス:Fソフト Rミディアム→開始直前にハードに変更

フロントにソフトタイヤを選択したのはビニャーレスのみ。他のライダーは、Fミディアムを選択。

中上以外のホンダ勢はRソフトを選択。後方グリッドが多いためスタート決めたい意向か。

※ 以下、周回開始時点のトップ3とできごとです。

ホールショット クアルタラロ

クアルタラロ
バニャイア
中上
リンス

バニャイア先頭に浮上

3.中上、後ろからビニャーレスが迫る

2周目 バニャイア

バニャイア
クアルタラロ
中上
ビニャーレス
リンス

11.Mマルケス

Fastest:クアルタラロ

3周目 バニャイア

バニャイア
クアルタラロ
中上
ビニャーレス
ザルコ

ザルコ、リンスと接触

クアルタラロ一時、先頭へ。

首位攻防はバニャイアが制す。

Fastest:ザルコ

4周目 バニャイア

バニャイア
クアルタラロ
中上
ビニャーレス
パルコミラー

ザルコ、リンスとの接触審議中

中上が2番手クアルタラロに近づく

10.Mマルケス

19.ロッシ

5周目 バニャイア

バニャイヤ
クアルタラロ
中上
ビニャーレス
ザルコ
ミル

バニャイアがフタしてる?

ザルコ審議結果、ペナルティなし

シケインでクアルタラロ前へ出るも、バニャイアが抜かし返す

6周目 バニャイア

変わらず

クアルタラロ、先頭へ。

7周目 クアルタラロ

クアルタラロ
バニャイア
中上
ビニャーレス
ザルコ
ミル

10.Mマルケス

18.ロッシ

クアルタラロの後ろ、GAP0.57

Fastest:クアルタラロ

8周目 クアルタラロ

クアルタラロ
バニャイア
中上
ビニャーレス
ザルコ
ミル

10.Mマルケス

17.ロッシ

クアルタラロの後ろ、GAP0.84

ロッシ転倒、7コーナー

9周目 クアルタラロ

クアルタラロ
バニャイア
中上
ビニャーレス
ザルコ
ミル

10.Mマルケス

クアルタラロの後ろ、GAP1.24

中上の後ろからビニャーレスが近づいてくる

10周目 クアルタラロ

変わらず

クアルタラロの後ろ、GAP2.07、徐々に開いてくる

中上がバニャイヤを伺う

11周目 クアルタラロ

変わらず

クアルタラロの後ろ、GAP2.7

中上2番手に。

12周目 クアルタラロ

クアルタラロ
中上
バニャイヤ

ホームストレートでバニャイヤが前に出る

中上、バニャイヤ2位争い→中上2番手を守る。

13周目 クアルタラロ

変わらず

中上2番手を守る。

14周目 クアルタラロ

クアルタラロ
中上
バニャイア
ビニャーレス

中上、ホームストレートで再びバニャイヤに抜かされる

クアルタラロの後ろ、GAP3.45

バニャイア、ロングラップペナルティ

中上、ビニャーレスに抜かされる

中上、ザルコに抜かされる

15周目 クアルタラロ

クアルタラロ
バニャイヤ
ビニャーレス
ザルコ

5.中上

中上の後ろからミルが迫る。

ビニャーレス、トラックリミットワーニング

バニャイア、ロングラップペナルティ消化

ミラー転倒、5コーナー

中上、オリベイラに抜かされる

16周目 クアルタラロ

クアルタラロ
ビニャーレス
ザルコ
ミル
オリベイラ

6.中上

中上1コーナーでオーバーラン、痛恨のミスで9番手に><

Rハードタイヤを選択するライダーが多い中で、Rミディアムタイヤを選択した中上。厳しいか。

8.Mマルケス

Mマルケス、ミルと接触、5コーナー

マルティン、リタイヤ

クアルタラロの後ろ、GAP4.16。一人旅中。

17周目 クアルタラロ

クアルタラロ
ビニャーレス
ザルコ

8.Mマルケス
9.中上

中上、トラックリミットワーニング

18周目 クアルタラロ

クアルタラロ
ビニャーレス
サルコ

8.Mマルケス

9.中上

クアルタラロの後ろ、GAP3.79、ビニャーレスが追い上げている!

19周目 クアルタラロ

クアルタラロ
ビニャーレス
ザルコ

8.Mマルケス
9.中上

ミラー、マシントラブルでピットへ

ミルがザルコを抜かして3番手に。

20周目 クアルタラロ

クアルタラロ
ビニャーレス
ミル

7.Mマルケス

9.中上

レクオーナ転倒、後半のシケイン
マシンがコース上に残っている→無事回収

クアルタラロの後ろ、GAP3.5秒

21周目 クアルタラロ

クアルタラロ
ビニャーレス
ミル

7.Mマルケス

9.中上

22周目 クアルタラロ

クアルタラロ
ビニャーレス
ミル
ザルコ
オリヴェイラ
バニャイア
Mマルケス
アレイシ

9.中上

クアルタラロの後ろ、GAP2.98、ビニャーレス近づく

23周目 クアルタラロ

変わらず

24周目 クアルタラロ

変わらず

6番手争い、Mマルケスが前を行くバニャイヤを伺う。
その隙にアレイシがMマルケス抜かす→接触→Mマルケス8番手へ。

25周目 クアルタラロ

変わらず

8.Mマルケス

9.中上

26周目 クアルタラロ

変わらず

クアルタラロの後ろ、GAP2.48

Mマルケスがアレイシを抜かし7位に。

結果 優勝:クアルタラロ

クアルタラロ
ビニャーレス
ミル
ザルコ
オリヴェイラ
バニャイア
Mマルケス
アレイシ

9.中上

これまでのリザルト一覧はこちら

ポイントランキング

クアルタラロ
ザルコ
バニャイア
ミル
ミラー

10.Mマルケス 50pt

11.中上 41pt

19.ロッシ 17pt

ポイントランキングの履歴はこちら

MotoGP 日本人/注目ライダーの結果

中上 貴晶

予選初日のインタビュー

「2年ぶりのオランダ。Moto2で初優勝したところ。結果を残してきているサーキットで良い結果を残してサマーブレイクに入りたい。」

予選後のインタビュー

「フィーリング、ペースともに良い。悔いのないレースにしたい」

と語った中上選手。決勝当日午前のウォームアップも4番手タイム、表彰台に期待が高まります。

今シーズンベストグリッドの4番手から出走し、1コーナーでは3番手に。

序盤は、クアルタラロやバニャイヤ、ビニャーレスといったトップライダーたちとバトルを繰り広げながら3位を守ります。11周目には、2番手に!!

転機は14周目、、、ホームストレートでバニャイヤに抜かされ、バニャイヤを伺っていたところ、さらにビニャーレス、ザルコにもオーバーテイクされ5番手に。

16周目に1コーナーでオーバーランしてしまう痛恨のミスがあり、9番手まで順位を落とします。

終盤は9番手を守り、そのままフィニッシュ。

ピットで、目をぬぐう仕草が映し出され・・・「悔しくて泣いてる?」

つかんだはずの表彰台・・・昨年は後半追い上げる展開が多かったから、今回の序盤トップ集団は新鮮でした!「序盤トップ集団」+「後半追い上げる展開」で、表彰台乗れるはず☆サマーブレイク明け、期待!!

マルク マルケス

まだ右肩が万全ではない中、FP2で激しいハイサイドを起こしてしまったマルケス。決勝欠場を思わせる、大きな転倒でした。

Q1でも転倒し、20番グリッド、今シーズンワーストグリッドからのスタートとなりました。いや、出場できるだけで奇跡だと感じますが^^;

満身創痍の中、出走したマルケスですが、2週目には11番手まで浮上。その後も着実に順位を上げ、16周目には8番手に。最終周でアレイシをかわし7位入賞、力強い走りでした。

サマーブレイクの休養で絶対王者として戻ってくるのでしょうか。ひたすら勝つことに執着して前を向くマルケス、これ以上の怪我がなければ、驚異の追い上げを後半戦で見せてくれそうです。

バレンティーノ ロッシ

予選は好調そうに見えたロッシ。12番グリッドからのスタートでした。

サマーブレイク中に今後の進退を決定すると発表されていることから、8週目の転倒は世界中で悲鳴が上がったことでしょう。。

VR46のドカティ機でのMotoGP参戦が決まり、ライダーはロッシ兄弟なのか。。サマーブレイク中の発表に世界中が注目しています。

ファビオ クアルタラロ / マーベリック ビニャーレス

序盤こそトップを譲っていたものの、振り返ればクアルタラロの圧勝でした。

レース終了直後、右腕抑える場面も。腕上がりの影響でまだ痛いのかな?!

優勝後のゴルフクラブで地面を殴るパフォーマンス、、笑。もとい、ゴルフのパフォーマンス。つなぎ着てたらむりだわなぁ。。すごい人がすごくないところを見て、和みました。ゴルフ始めたらしいですね。

テンションMAXのクアルタラロに対して、開幕戦以来の表彰台なのに、全く喜んでいる感じがしないビニャーレス。納得行かない感じ!?ミルとは話すけど、クアルタラロを避けているように見えて・・いろいろと騒がれているヤマハとの関係性を想像させられました。シャンパンファイト、やらないのかと思って冷や冷やしてたら、クアルタラロが終わったころ、軽く実施。。何を思う、ビニャーレス。

その後、2021年でヤマハとビニャーレスの契約が解除されることが正式発表されました。オランダGP直前から、ネットでは流れていた噂、本当だったんだ。移籍先はアプリリアとか、最近になってVR46ドゥカティ説も出てきた。

驚いたのはヤマハ公式発表のビニャーレスのコメント。

「私にとっては最高の日曜日になりました!かなり長い間、表彰台に上っていなかったので、今日は本当にうれしいです。・・・中盤省略・・・それでも最後には2位を獲得でき、いい1日になりました。」って。。。

圧倒的多数の視聴者には、そうは映らなかったと思う。。同じページに、1人だけ笑ってない集合写真が掲載されてる、せめて「満足していない」とか「2位でも悔しかった」とかじゃないのかな。

ビニャーレス自身は、「ヤマハの「人」には感謝している。問題は技術面だった。」と語っており、騒がれているほど決別ではないのかな、とも思います。一方で、公式発表だけ見た人は誤解する表現じゃないかな、と感じました。

MotoGPまとめ

 

 

HuluでMotoGPの生放送が見られます。
8月初旬の登録がおすすめ◎無料で3戦見られます!

 

 

ABOUT ME
89ぶんた
当ブログにご訪問いただきありがとうございます。 だいたい毎週金曜に、コストコ千葉ニュータウン倉庫店から、メールにない割引情報を発信しています。 価格考察が趣味なので、商品ごとに価格や割引の履歴をまとめていきます。お得なお買い物のお役に立てましたら幸いです☆彡 他倉庫ご愛用の方も、全国同時割引が多いので、参考にしていただけたらうれしいです^^ 3児(女女男)育てながら、執筆中です。 また見てね~☆彡