【節約】 エアコンの送風機能を使いこなそう！扇風機を買うの辞めました。

考え方や行動を変えるだけ、努力のいらない「節約」シリーズ第１弾。

エアコンの送風機能で節約

気温25℃～28℃くらい、まだ冷房つけるのは早いよね・・・空気が流れれば快適に過ごせる程度の気温。扇風機出そうかな（めんどくさい）、何よりルンバと相性悪いから、毎日扇風機を保護しなきゃならない（もっとめんどくさい）。壁付の扇風機を買おうと探していた時期もありましたが、リビングにマッチするデザインのものは見つからず、それじゃなくても埃がたまりやすい扇風機を１年中設置ってどうなの！？と思っていたところ、ふと思い立ちました。

「そういえば、エアコンに送風機能ってあるけど、あれって扇風機と違うの！？」

この記事では、扇風機とエアコン送風機能のコスト比較、メリットデメリットを考察してみます。

コスト比較

話を単純にするため、１日３時間使用、１か月は30日、１年のうち半分扇風機を使用、として計算してみます。

エアコン送風機能の電気代

我が家で使用している取り扱い説明書を見ても、送風機能の消費電力は記載がありませんでした。そのため、シャープ　プラズマクラスター送風運転のページに記載のあった金額を使用しています。エアコンサイズ、風量により異なります。

扇風機の電気代（+本体代）と比較

もともと消費電力の少ない扇風機ですが、DCモーターの扇風機はさらに省エネです。

昔からあるACモータータイプと、ちょっと高めなDCモータータイプを比較します。

ACモーター扇風機 強

DCモーター扇風機 最大風量

エアコン送風機能のメリット

扇風機の設置場所がいらない

モノが減らせる、これが送風機能に気が付いて一番うれしかった点です。

家の中の「場所代」。扇風機さんが使うことになる、設置場所相当の「賃料」のイメージです。もし無かったら、他のことに使える場所の価値を考えるとスッキリした暮らしに近づきます。

面積の扇風機の設置／収納場所を0.5平米と考えた場合、我が家では面積比で年間約5,800円相当という計算になりました。
※　建物金額*（0.5平米/建物面積）／20年

扇風機出し入れの手間がなくなる、扇風機の分解清掃がなくなる

扇風機ってなんであんなに埃を吸着するんでしょう。埃が付いたままの扇風機から風が送られているのはゾッとする光景です。

「持たない」選択によって、管理の手間を削減できます。シンプルに、なるべく手間なく暮らしたいものです。

掃除が楽になる（ルンバも快適）

床からものをなくすと掃除機がけが楽になります。室内が広くすっきり見えますね。我が家の場合、扇風機台座の高さが悪いのか、いつも掃除をお願いしているルンバが、乗り上げて頻繁にエラーを起こしていました。そのため、毎日扇風機を椅子に乗せ／おろすという作業が習慣に。これが割とストレスで、「壁付」の扇風機を探していたのです。

エアコン送風機能にできないこと

エアコンが冷暖房運転中に送風できない

当然ですが、冷暖房運転中には送風運転できません。風量／風向で調整しきれない場合は、扇風機が必要になります。

風の向き/強さを細かくコントロールできない

扇風機の方が、空気の動きを細かく調整できます。近づけたり遠ざけたりも簡単です。家族内に暑がりの人がいれば、エアコンの送風機能でその調整をするのは難しいです。

おまけ

本体代等をインデックス投資(年3％複利）に回したら－－－

●AC扇風機の場合

●DC扇風機の場合

という計算になります。今回は少額のためインパクト少ないですね、笑。とはいえ、節約を考えるとき、「使わなかったら得られていたはずのお金」は、だいじな観点です。

まとめ

我が家では、「エアコンは電気代が高い」というイメージが先行し、送風機能が盲点になっていました。

送風機能には、

・サーキュレーターとしての役割
・冷房の電気代節約
・カビ防止

などのメリットもあるのでどんどん使っていきたいですね。

一方で、冷暖房効率を上げたり、家族内の寒暖感覚を調整したり、扇風機にしかできないこともあります。決して扇風機の購入を否定しているわけではありませんので、悪しからず。

扇風機購入時の参考になれば幸いです☆