MotoGP

【moto3】第6戦 イタリアGP ムジェロサーキット motoGP世界選手権 2021

2021年5月30日に行われた、
第6戦 イタリアGP ムジェロサーキット
motoGP世界選手権、
moto3クラスのレース結果です。

見逃した方が結果を確認できるように、これから見る方がこれまでのレースを振り返ることができるように、そしていつでもこのレースを復習できるように、各周回で起きた情報をまとめました。

このページは、moto3クラスの結果です。
他クラスの結果はこちら
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各クラスのライダー情報はこちら
motoGP moto2 moto3

レース結果

予選情報

Q1

日本人ライダーとしては、佐々木選手だけがQ2ダイレクト進出。山中選手はFP3序盤、4コーナーで大きな転倒。ここのところ4戦連続ポイント獲得して調子が良かったので残念。鳥羽選手、ここのところ不調が続いている。転機を期待したい。ポイントリーダーのアコスタもQ1スタート、鈴木選手もQ1から。松山選手、左鎖骨骨折の影響で欠場となった國井選手の代役として参戦。

松山選手5コーナー転倒。イン側で危険なハイサイドでした。

リカルドロッシ、ゲバラ、多重クラッシュ。リカルドすぐに立ち上がれず。

鈴木選手はトップでQ2へ。2番手鳥羽、3番手アコスタ。

Q2

スタート直後、誰も走り出さず、MOTO 3はすごい駆け引きです。

アコスタが最初にピットを出ていきました、ルーキーなので一周でも多く走りたいのかも。しばらくコースは1台だけ、アコスタが独走の状態が続きます。

残り10分、様子をうかがっていたライダーたちが出てきました。

最終ラップ、危険な佐々木・デュパスキエ・アルコバの多重クラッシュで赤旗終了。
佐々木選手は、地面に大きく叩きつけられる形で転倒、すぐに立ち上がれず。3人の状況が心配される中、佐々木・アルコバは無事との速報がありました。デュパスキエは30分以上その場で応急処置を受け、ドクターヘリで搬送されました。現場の9コーナーは、上ってきて下るところで前のバイクが見えない区間だそうです。

5/30時点、デュパスキエは深刻な状態とのこと、心配されます。

結果
鈴木選手がレコード更新でポールポジション

最終ラップ、アコスタの後ろでタイムを出しました。
スペイングランプリ以来2度目のポールポジション獲得です。

2:アコスタ

3:ロドリゴ

10:佐々木

12:鳥羽

25:山中

30:松山

5/30、moto2決勝の生放送開始直後、デュパスキエ選手が亡くなったと公式発表されました。ご冥福をお祈りします。

サーキット/コンディション情報

Hulu生放送の解説は、坂田和人さん

ムジェロサーキット

右コーナーが連続している、路面にうねりが多い、アップダウンの激しいサーキット
難しいけど攻めがいのあるサーキット
メインストレートは1キロを超える
ストレートとはいっても緩やかなコーナーになっている

気温21度
路面温度34
晴れ

レース結果

1周目

1.アコスタ
2.ロドリゴ
3.鈴木

7.佐々木
15.鳥羽
22.松山

アドリアンフェルナンデス転倒
ミーニョ、コフラー、オンジュ、タターイ、7コーナー多重クラッシュ

2周目

1.フォッジア
2.アコスタ
3.ロドリゴ

4.鈴木
9.佐々木

3周目

1.アコスタ
2.フォッジア
3.アルコバ

先頭に出てもスリップストリームで順位が入れ替わる混戦状態
10番手ぐらいまでいつ入れ替わるか分からない状況

4周目

1.フォッジア
2.フェナティ

5周目

1.フォッジア
2.鈴木
3.ロドリゴ

鈴木がトップに出るも、抜きつ抜かれつの攻防

アルティガス、ダブルロングラップペナルティ

15台が連なって走行

6周目

1.フォッジア
2.フェナティ
3.ロドリゴ

7周目

1.フォッジア
2.フェルナンデス
3.ロドリゴ

6.鈴木
9.佐々木
14.鳥羽

7コーナー多重クラッシュ、フェルナンデス、スッラ転倒

8周目

1.フォッジア
2.ビンダー
3.ロドリゴ

5.鈴木
6.佐々木
12.鳥羽

15番手の後ろ、GAP8.23

鈴木は徐々に順位を上げる、佐々木も5位

9周目

1.フォッジア
2.鈴木
3.アコスタ

5.佐々木
13.鳥羽

鈴木一時トップへ

10周目

1.フォッジア
2.鈴木

3.佐々木

15番手の後ろ、GAP10.66秒

11周目

1.フォッジア
2.ロドリゴ
3.アコスタ

4.鈴木
5.佐々木
13.鳥羽

鈴木トップ争い

12周目

鈴木、メインストレートで首位守れるか

トップ死守!

佐々木5位

トップ鈴木、後続を少し離し始める

13周目

1.鈴木
2.ロドリゴ
3.ビンダー

5.佐々木

佐々木、2番手に浮上

鈴木、7番手

佐々木、4番手

14周目

1.フォッジア
2.アコスタ
3.ロドリゴ

4.鈴木
5.佐々木
12.鳥羽

アコスタ、トップ

鈴木、一瞬トップに立つもすぐ抜かれてしまう

15周目

1.鈴木
2.アコスタ
3.ロドリゴ

鈴木、一時14番手まで順位を下げる

16周目

1.フェナティ
2.マクフィー
3.佐々木

9.鳥羽
13.鈴木

15番手までが集団で走行、順位が一瞬で入れ替わる展開

15番手の後ろ、GAP19.28秒

17周目

1.ビンダー
2.アコスタ
3.佐々木

6.鳥羽
14.鈴木

アコスタ、トップ

佐々木、2番手

アコスタのミス→佐々木も順位を落とす

18周目

1.アコスタ
2.フェナティ
3.ビンダー

5.佐々木
7.鈴木
11.鳥羽

最後までわからない展開

19周目

1.フェナティ
2.ビンダー
3.アコスタ

7.佐々木
10.鈴木
12.鳥羽

アコスタは順位を下げる

20周目

1.フォッジア
2.フェナティ
3.マシア

6.佐々木
10.鈴木
12.鳥羽

結果

1.フォッジア
2.マシア
3.ロドリゴ

4.佐々木
10.鈴木
12.鳥羽
22.松山

ポイントランキング

1.アコスタ 111pt
2.マシア 59pt
3.佐々木 57pt

14.山中
16.鳥羽
18.佐々木
25.國井

ポイントランキングの履歴はこちら

日本人/注目ライダーの結果

鈴木 竜生

ここ3戦連続転倒している鈴木選手ですが、今回、コースレコードを0.4秒上回る圧倒的なタイムでポールポジションを獲得。

「予選の結果、ポール嬉しい。」といつもより控えめな印象のコメント。

自身3回目の優勝が期待されましたが、混戦の末10位。次戦に期待です!

佐々木 歩夢

昨日転倒した佐々木は10番グリッドから出走。

表彰台を狙って臨んだ戦い、おしくもまた4位となりました。

レース後、足を引きずりながら歩く佐々木選手、

病院で戦っているデュパスキエ選手を応援する様子も。

デュパスキエ選手とともにクラッシュした佐々木選手のメンタルが心配されます。

鳥羽 海渡

トップ集団の後方で走行するも、一時は6位に。回復の兆しが見える走りでした。

松山拓磨(國井の代役参戦)

前戦のワイルドカード参戦に続き、今回は國井選手の代役参戦。

山中琉聖

チームメイトのデュパスキエの事故を受けてチームとして走行をキャンセル、欠場。

レース後、SNS上でチームメイトとして戦ってきたデュパスキエ選手との写真が掲載されていました。その悲しみは、はかり知れず・・・・・・山中選手の心の回復を願うばかりです。

國井勇輝

左鎖骨の骨折が原因で欠場となりました。

まとめ

ヘルメットやバイクに「JASON」のロゴを貼って走るライダーが多数。各ライダーがデュパスキエ選手の回復を願いながらのレースとなりました。1

15番手までが集団となり、スリップストリームの影響で常に順位が入れ替わる展開が続きました。特にホームストレートは1km以上と長く毎周大きく順位が入れ替わり、最後までトップ3がわからない、目の離せないレースでした。

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89ぶんた
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